2011年3月13日日曜日

まちづくり食話会

食を通して真庭地域(真庭市、新庄村)の地域や家族、文化、自然などをみつめようという、この企画。当日は、真庭市、津山市、岡山市、美作市などから、約100名の皆さんに参加いただきました。
★大勢の皆さんに、大感謝です!! ありがとうございました!!★
当初予定していた講師の佐々木善子さん(岩手・農家レストラン「夢みる老止(おとめ)の館」主催)。その2日前に起きた東日本大震災に被災。体は元気なので駆けつけたいとのことでしたが、交通機関が動かず来られなくなりました。

 急遽予定を変更し、午前は食に関するパネルディスカッションを開催。清水 きのえさん(真庭市栄養改善協議会会長、真庭地域食育推進協議会会長)、高下順子さん(mama & kids club フレンズ代表)、稲田文夫さん(美甘地域づくり委員会代表、市民活動センターまにわ理事長)の3名がパネリストとして登壇。現在の活動やはじめたきっかけ、心に残る食などについて話しました。
パネリストからは「ごちそうでなくても、貧しい中でも家族が助け合って食べたことなど、心豊かな食こそが思い出に残っている」「外国人といっしょに食を作り食べることで、楽しみながら異文化を理解することができる」「真庭の中でも、お雑煮のように地域によって大きく食文化は異なる。地域の違いを互いに知り、つなぐことでもっとよい真庭になるのでは」といった意見が交わされました。

 お昼の試食会では、まにわのフルコースと題した郷土食17品を、参加者が試食。舌鼓を打ちました。おいしかったですよ~。




午後の茶話会では、真庭地域の状況や取り組みを話し合ったり、津山市や岡山市で活動する団体の話を聞きながら、真庭地域での取り組みの参考にしました。

 会場では、東日本大震災の義援金を集めました。大勢の皆さんからの善意は、今回の趣旨を踏まえ参加費とあわせて、真庭市に寄付させていただきました。(写真は、井手真庭市長に義援金を渡す稲田理事長(左))