岡山県真庭市湯原で、景観づくり活動およびその後の会議に参加しました。
湯原では、地元住民自らの手で積極的に湯原を活性化していこうという目的で、
「湯原の里振興プロジェクト」を作っています。
プロジェクトは
・「地域活性化委員会」
・「景観づくり委員会」
・「地域資源・人材発掘委員会」
・「広報委員会」
の4つで構成され、それぞれの年間目標を掲げて活動をしています。
今回参加した「景観づくり委員会」は、
不要看板撤去/塗り換え、景観花木の植栽、地域清掃、明かり事業などを通して、
「湯原の本来の魅力を再発見し、人にやさしく心地よい町並みの創出」を目指して活動しています。
現在に至るまで、湯本周辺や河川敷などの清掃活動、不要看板の策定撤去などの活動を重ねてきています。
今回の清掃活動は「温泉之祖神」の墓でした。
「温泉之祖神」とは時の藩主から温泉の管理経営の許しを得た人の事で、湯原では慶長17年(1612)に津山藩主からその許しを得た「美甘宗玄」さんの事です。
皆さんで草刈り、掃除をして、すっきりと見晴らしも良くなって、湯山も見えるようになりました。
「温泉之祖神」様もきっと喜んでいらっしゃる事でしょう。
「景観」はそこに住む人の「心の映し鏡」とよくいわれますが、景観活動を通して一人一人の心を磨くんだなという事を改めて実感しました。
今後も継続的な活動を推進していきたいと思います。
理事 坂手