2012年3月28日水曜日

まちづくり食話会が3月20日(祝日)に開催されました。


まちづくり食話会が3月20日(祝日)に岩手県「食の匠」佐々木善子さんを講師に勝山文化センターで開催されました。

真庭市内外から約80人が岩手県と真庭市の餅文化のお話と試食で交流を深めました。
佐々木さんの食に関する実践を聞くことが出来ました。
嫁いできたころから生活改善グループに参加し「かまど」の改善、料理、環境美化など地域づくりに積極的に取り組み20年ほど前から地産地消推進を目指したり、餅つきをする各家が少なくなり「出前餅つき隊」を結成した。人気を博し各地に出かけている。パリにも出前した。また地域内の公園が整備され観光客が増えたが、郷土料理を出す場所がなかったため自宅を食堂にして蔵にあったお膳、食器を活用し、
農家レストラン「夢みる老止(おとめ)の館」を開業しました。できるだけ地産地消に心がけ地域づくりに貢献している。

岩手県一関市の餅文化は真庭地方の餅をよく食べるお正月を中心とした時期に比べ、ほぼ一年中餅を食べ、いろいろな祭事に杵で餅つき歌を唄いながらお祝いを兼ねた行事になっていることを佐々木さんから興味深く聞くことができた。続いて東北のコガネモチと真庭のヒメノモチの試食会を行い和気あいあいの時間を過ごすことができました。
昨年の大震災にはおもちを持って各被災地の仮設住宅を回りボランティア活動に奔走したことも併せて聞くことができました。参加者のみなさま・スタッフ一同は一日も早い復興を願いエールを送りました。