2010年3月6日土曜日

協働と中間支援組織のこれから


 全国地域リーダー養成塾という地域づくり塾の卒塾生による、中国四国地域のブロック情報交換会が、蒜山でありました。
 明治大学農学部の小田切徳美教授による、中山間地域の現状についての基調講演の後、地域リーダーとして活躍している4名のパネラーによるパネルディスカッションがありました。(NPO法人吉備野工房ちみち理事長・加藤せい子さん、NPO法人大山中海観光推進機構理事長・石村隆男さん、蒜山エコツーリズム推進事業実行委員会会長・山田信光さん、農業生産法人ひるぜんワイン有限会社専務取締役・植木啓司さん)
 「役場の職員が住民の顔を見ずみんな下を向いて仕事をしている。」という、市町村合併が進んだ全国的な行政と地域の実態の指摘。これからの中山間地域再生の取り組み方(補助金から補助人へ)、中間支援組織をはじめとした、地域外の人々との連携。。。などの提案がありました。
 地域づくりに関する中間支援については、国が支援する動きがあり、真庭でもいろいろと動かなければならないときが間もなく来ること。当然それは行政だけではできないこと。もし我々、地元の活動団体が動かなければ、地域を飛び越えて、力を持った他地域のNPOだけによる落下傘的な中間支援というカタチになりかねないのでは、、、という危機感も感じました。
事務局長 たかき